2009-06-24 第171回国会 衆議院 経済産業委員会 第20号
○吉井委員 私、この問題は昨年の内閣委員会で取り上げたんですけれども、二〇〇三年に輸入食品検査率を引き上げたら、ほとんどゼロだったのを二七%の検査率に引き上げたら、コロンビア産やブラジル産のコーヒーの生豆に、オクラトキシンという経口発がん性カビ毒が検出されたんですね。
○吉井委員 私、この問題は昨年の内閣委員会で取り上げたんですけれども、二〇〇三年に輸入食品検査率を引き上げたら、ほとんどゼロだったのを二七%の検査率に引き上げたら、コロンビア産やブラジル産のコーヒーの生豆に、オクラトキシンという経口発がん性カビ毒が検出されたんですね。
そこを入りますと、またそれはそれで議論したいと思っているんですけれども、とりあえず、きょうは、まず信頼が大きく損なわれることになった一つの三笠フーズの問題とか、残留農薬、発がん性カビ毒に汚染された農産物、それから産地偽装の野菜や魚介類など、食の安全、安心が脅かされている問題についてです。
これは、食品加工業者のモラルが大きいというのはもちろんあるんです、それはよくわかるんですが、しかし、ウナギにしてもアサリにしても魚介類ですね、それから米やタケノコなど農産物であれ、やはり産地偽装、残留農薬、発がん性カビ毒など、見逃されてしまう食の安全検査体制ということについても、これはこれできちんと見なきゃいけないと思うんですが、その問題について、石破大臣のお考えというものを伺いたいと思います。
というのは、ことしの八月にはインド向けの米国産トウモロコシには発がん性カビ毒アフラトキシンを検出した。それから同じく八月には米国製のチョコレートミルクフレーバー、それから英国製オレンジレモンスライス、これでは日本で使用不許可の着色剤を検出している。それから八九年、ことしの八月二日には米国産の冷凍ポテトから基準値の九十倍の除草剤が検出されている。
国立予防衛生研究所の性格並びにその中における食品衛生部の研究責任分担範囲として食中毒菌を中心とする病原微生物、たとえば腸炎ビブリオ、サルモネラ、コレラ菌、並びに微生物が生産いたします毒素類、特に最近十一年間はある種のカビの生産いたします強力な発がん性カビ毒アフラトキシンの研究を中心に仕事をしてまいりました。